このページでは代償性発汗の取り組みとして
リバーサル手術を受けた方のコメントを掲載します。
代償性発汗の治療を2007年8月19日に行ないました。
前日の8月18日の夕刻に同様の症状を有する複数の患者さんと手術をお受けになる本人に対して
手術の最終的な説明と同意書の説明を行ないました。
術後の3月目の経過について11月30日にメールでコメントをいただきました。
山本英博 先生 遅くなってしまい申し訳ありません。 術後3ヶ月の経過を報告します。 現在、気温も13度程度ということもあり、全体的に見て爆発的に汗が出ることは少なくなりました。 暑い時期はタオルハンカチで汗を拭かないと、服がびしょびしょになっていましたが、今はタオルハンカチを持っていくのを忘れるほどです。 手術を受けた右側ですが、脇部分は汗染みができやすいものの、 胸部から背中にかけての汗はだいぶ落ち着いてきています。 下半身についても同じで、真夏では生地の厚いジーパンでさえ貫通していた汗がほとんど気になりません。 手術を受けていない左側についても季節柄、汗を気にすることはほとんどありません。 ただし左右いずれにせよ、スーツ等の通気性の悪い衣類を着用し、地下鉄やデパート等の外部より温度が高いところに行くと、ネクタイがしわくちゃになる程の汗が吹き出ることがあります。 また、術前は全く汗の気配を感じなかった手のひらから腕にかけてですが、唐辛子等の刺激物を口にした際、若干汗が出ていると感じることがあります。 しかしETSを受ける前のそれに比べると全く少ない量で、蒸気が出ているなぁ程度です。 もう一度夏を経験しないとわからないとは思いますが、今のところリバーサル手術を受けた成果はあったと感じています。
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