このページでは代償性発汗の取り組みとして
リバーサル手術を受けた方のコメントを掲載します。
代償性発汗の治療を2008年1月27日に行ないました。
前日の1月26日の夕刻に同様の症状を有する患者さんと手術をお受けになる本人に対して
手術の最終的な説明と同意書の説明を行ないました。
2007年6月3日に右のリバーサル手術(術後のコメントは掲載済み)を受け、
今回は左のリバーサル手術です。
術後6か月目の経過について8月2日にメールでコメントをいただきました。
いつも、お世話になっております。
2007年6月右側リバーサル手術済み
2008年1月左側リバーサル手術済み
その後の術後の経過をご報告します。
[これからの内容は、左右リバーサル手術後
と、2007年の右側リバーサル手術以前
との比較です。]
[汗の出方]
(**家の室内で気温33度・湿度30%で
10分程、静止した状況下**)
顔、頭や、前は乳首から上、背中は肩甲骨から
上は全く汗をかきません。
発汗する時は、右胸に汗の玉が出てき
その後、右のわき腹から、玉の汗がでます。
その後、全体的に左右差がなく発汗します。
背中の発汗には、効果が出ていると思いますが
逆に、胸の発汗の流れるような
汗には、気持ち悪さを感じております。
手の発汗に関して申し上げますと、現在、
両手共に湿り気があります。
手の発汗は、気温が33度であるから出るので
あって、エアコンや涼しい時は、
カラカラと乾燥しております。
右腕、表側も湿っています。
以前は、25度で発汗を感じていたのが
現在は30度位になって発汗を感じているようです。
両脇は、確実に発汗領域が狭くなっていると思います。
特に改善したところは、背中です。
25度位でも滴れるようにあった、
発汗が30度近くになって同じような
発汗を感じるようになりました。
要するに、気温に対して、体が対応出来る
温度が上がったと言ったらいいのでしょうか。
下半身に関しては、
若干ですが改善できているのと思う
くらいです。
しかし、以前は、
ぼろぼろと発汗があったような気がしましたが
現在は、湿り気になっているようです。
ただし、足のスネからは、
ぼろぼろとと流れるような汗が出ます。
全体的に私の感じてることは、発汗領域は
狭くなっているのでしょうが
根本的に、以前の体に戻す手術ではないので
気温が高くなると
リバーサル以前の体の状況と変わらないのかな
と思っており、まだまだ、
夏は場は厳しい発汗があるかと
感じております。
しかし、25度位で耐えることが
出来なかった体が
30度位でも耐えることができる
ようになったことに関して
考えると間違いなく、
手術の効果は出ています。
山本先生。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
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