このページでは代償性発汗の取り組みとして
リバーサル手術を受けた方のコメントを掲載します。

前日の１月２６日の夕刻に同様の症状を有する患者さんと手術をお受けになる本人に対して

手術の最終的な説明と同意書の説明を行ないました。

２００７年６月３日に右のリバーサル手術（術後のコメントは掲載済み）を受け、

今回は左のリバーサル手術です。

術後10日目の経過について2月9日にコメントをメールでいただきました。

山本先生。

いつも大変お世話になっております。

術後10日経ちましたが、傷もほとんどわからなく、神経痛などの

後遺症も感じられません。

体の発汗具合は、術前とくらべ相当変化がありました。

片側のみより、左右した結果何倍もの結果が出ていると

感じました。

左右差はほとんどありません。

そして、以前手術された方が「自然な発汗」と記載されていたことに

どのような意味かわからなかったのですが、以前は、汗の量が止まらないくらい

出ていたのに、体温や、運動量とともに、それに従って汗が出で、安定すると

止まっていくということだろうと思いました。

私は、室内で25度前後の室温の中、スーツを着て走り回ってます。

術前（片側のみのとき）は、胸の汗や、下半身の汗がダラダラと出てました。

胸に関しては、左右の胸からポロポロと感じるほど出てました。

背中に関しては、軽減されていたのですが、より一層減りました。

片側のみでは、まだまだ耐えられないこともありました。

しかし、今回、左右の手術を終えて、耐えられないことがないのです。

あくまで、現在の気候下ですが・・・。

体の汗が流れることなく、出ても湿っているという感じでしょうか。

汗が出る場所は変わらないのでしょうが、出る勢い、その範囲が狭くなった

ような気がします。

従いまして、今のところ、汗が出ていても、どこからの汗なのかがわからない状態です。

感じるところは、腰まわり、下半身です。

それでも、下半身に関しても、上半身が納まったから、下半身の汗の湿りが感じる

程度でしょうか。

左脇も、自然に出るという感じです。

冬の気候下でしたら、汗をかいた後、外に出ると体中が寒いですが

その汗が減少し、その寒さもあまり感じません。

25度の室内をスーツで駆けずり回っています。

このことから考えると、夏も越すことが十分可能なのではないかと感じました。

今からの変化に、期待が持てそうです。

また、希望が持てそうです。

ありがとうございます。

今後とも、何卒よろしくお願いします。